【子育てとインナーチャイルド① 】子育てが苦しくなる本当の原因とは

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラーの
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

私は常々、

「子育ては、おかあさんのあり方が9割」

ということをお伝えしています。 

 

「子育てが辛い、うまくいかない」と悩んでいるお母さんにとって、  

問題を解決するためのノウハウを追求するよりも 

おかあさんのあり方を変える方がずっと大切だし、  

その方が根本的に解決します。  

 

そして、

おかあさんの「あり方」を変えるカギを握っているのが  

インナーチャイルドなのです。 

 

 そこで、今回  

「子育てとインナーチャイルド」というテーマで、  

子育てとインナーチャイルドの関係を

しっかりと説明していきたいと思います。 

 

 

アダルトチルドレン

 

前回のブログでも、

  

「母親になって子育てが始まった時、  

無性にイライラしたり、  

子供のことをかわいいと思えなかったり、  

子育てが辛い、苦しいと感じてしまったりするのは、  

傷ついたインナーチャイルドが心の中にいるからだ。」 

 

というお話をしました。  

 

 

そして、  

インナーチャイルドが癒されないまま大人になって、  

心の中のインナーチャイルドに振り回されている人を  

アダルトチルドレンと言います。 

 

 

 アダルトチルドレンの特徴 

 

アダルトチルドレンの大きな特徴は、  

自尊心や自己肯定感・自己受容感が低い

ということです。  

 

つまり、自分に軸がなく、  

「自分は自分でいい」と思えないのです。 

 

 

だから、「他人軸」になってしまいます。

 

自分で自分の価値を感じられないので、  

周りに評価されることで自分の価値を感じようとします。   

 

私も昔は、  

「自分の価値は、周りの人が決めるのだ」  

と本気で思っていました。   

 

いろんな学びをする中で、講師の先生から  

「そうではない。自分の価値は自分で決めるのだ。」  

と聞いた時の大きな驚きと衝撃は、 

今でも覚えているほどです。 

 

自分軸でなく、自分に自信もないアダルトチルドレンは、  

周りの期待に過剰にこたえようとします。   

人から認められることで自分の価値を感じようとするのです。  

 

 

また、愛されることで自分の価値を感じようとするので、  

気に入られるために、相手の言いなりになったり、  

依存しがちになります。  

 

  

「自分がどうしたいか」よりも、  

「人からどう思われるか」が重要である場合、  

自分自身を生きることができなくなります。  

 

これが「生き辛さ」の原因です。  

 

アダルトチルドレンは、  

常にこのような「生き辛さ」を抱えています。 

 

 

アダルトチルドレンの親が子育てをする弊害

 

アダルトチルドレンである親の愛は、  

基本的に「奪う愛」「見返りを求める愛」です。  

 

 

親と子は、  

重ねている年齢や経験値、学びなどの差によって  

精神的成熟度のレベルが違うものですが 、

 

その違いが、  

「育てるもの」と「育てられるもの」の違いです。  

 

つまり、親と子の間には、  

「精神的成熟度の差」がかなりあるのが当然なのです。  

 

 

ところが、  

栄養が足りないと体が大きくなれないのと同じように、  

精神的なトラウマや傷があったり、  

あまりにも満たされない状態で  

我慢の子供時代を送ってきている場合、  

大人として精神的に成熟していけないのです。 

 

 

つまり、外面上は大人でも、  

内面的には子供のまま、成長していない部分が

色濃く残されているのです。 

 

子供に感情をぶつけたり、嫉妬したりするのは、

自分の中で成長しないままになっている子供(インナーチャイルド)の仕業なのです。

 

だから、  

アダルトチルドレンの親が子供を育てるということは、  

ある意味、子供が子供を育てるようなものなのです。  

  

与える愛・見返りを求めない愛  にはならないのです。

 

見返りを求めたり、  

取引をしたり、  

自分に都合のいいようにコントロールするなど、  

結果的に子供から奪うような愛になってしまいます。

(もちろん、与える愛100%の親なんて存在しないと思いますが、

奪う要素の方が多くなると、子育てに様々な弊害が生まれてきます。)

 

 

また、自尊心がなく、  

「他人軸」で周りの評価を気にして生きてきているので、  

子育てをする場合も、  

他人にどう思われるかを気にして

「いい子」にさせようとします。  

 

 

いい子であるために、  

子供は、

本来の自然な欲求や自然な感情表現抑えなければならなくなり、  

「自分自身であること」から離れていき、  

やはり生き辛い大人になってしまうのです。  

 

 

結果的に、  

アダルトチルドレンの親は子供の健全な成長を奪ってしまうことになり、  

子供の自己肯定感は育たず、  

ストレスをため込む度合いが大きい場合は、

うつや摂食障害などの精神疾患や  

不登校・引きこもりなどの問題につながります。  

 

 

要するに、  

自分がされてきたことを 

無意識のうちに子供にもしてしまい、

「生き辛い大人」にしてしまうのです。

 

 

こんなふうに、  

子育てとは 世代間で連鎖 していくものです。  

 

 

 

もしあなたが自分をアダルトチルドレンだと思うなら、  

あなたの親もそうであった可能性が高いです。  

 

そして、それはかなりの確率で  

子供にも受け継がれていくでしょう。  

 

 

なので、  

子供の代にまで連鎖させたくないなら、  

子育てをしている人は、  

できるだけ早くアダルトチルドレンを克服する必要があります。 

 

そのために必要なことは、

自分がアダルトチルドレンであることに気づき、克服しようと決意すること!

 

 

どうしたら克服できるのかって!?

 

それは、自分自身(傷ついた子供の自分・インナーチャイルド)を癒すことです。

 

 

次回は、  

傷ついたインナーチャイルドを生み出してしまう家庭について、  

その特徴をお伝えしていきます。 

 

あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

■完全無料で学べます!

 ↑ ↑(画像をクリック!!)

※必要がなくなれば
いつでも解除できますので、
ご安心ください。