一見問題ないように見える親のこの対応が、実は・・・

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラーの
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

朝ドラを見ていたら、

こんな家族のシーンがありました。

 

 

「お兄ちゃんが遊んでくれない!!」

と、女の子が両親のところに訴えに来ました。

 

そこへお兄ちゃんがやってきて、

「ままごとなんかできるか」と言って、去っていきました。

 

それを聞いて、妹はひとしきりお兄ちゃんの悪口を言った後、

さも悲しそうに泣き始めたのです。

 

すると、お父さんが笑いながら、「泣くな泣くな」と言いました。

そして、この女の子を気分転換のために遊びに連れ出しました。

 

 

これって、日本の家庭でよく見られる親の対応ですよね。

 

「普通じゃん。

お父さんも優しいじゃん。

とても問題があるような親には見えないよ。」

 

そう思われるかもしれませんね。

 

 

でも、このような対応には、

インナーチャイルドの傷を作ってしまう原因がある

って知っていましたか?

 

 

「えっ!?

どこが??

私も普通にやってるよ。」

 

そう思われましたか?

 

いやいや、

実は私なんてもっとひどかった!

 

「そんなことで泣かないの!」とウンザリした顔をしたり、

子供の気持ちよりも、周りの人に迷惑と思われるんじゃないかと気にして

怒ってしまったり・・・

 

でも、このお父さんは、決して怒ったわけではないのです。

 

泣いている子供を元気づけたくて外に連れ出したのだから、

優しいお父さんなのですよね。

 

ただ、

この子が感情を出すこと(感じること)を止めちゃったんですね~。

それがちょっとマズかった・・・

 

 

 

この女の子(妹)は、お兄ちゃんと遊びたかったのに、

一緒に遊ぶことを拒否されてしまったんですね。

 

拒否されて辛かった・・・

一緒に遊んでもらえなくて悲しかった・・・

 

そう感じたから、

とてもつらそうに泣いたのですよね。

 

 

その時に親はどうしてあげたらいいのでしょうか?

 

それは、しっかりと泣かせてあげることなのです。

 

 

「お兄ちゃんと遊びたかったんだね。

なのに、遊んでもらえなくて辛かったね。

そうかそうか、わかるよ、その気持ち。

よしよし、辛かった辛かった。

泣きたいだけ泣いていいよ。」

 

と気持ちをわかってあげて、

抱きしめてあげて、

思う存分泣かせてあげてほしいんです。

 

 

思い切り泣くことで、

その悲しみの感情は解放されて完了します。

 

そうすると、スッキリして

「泣いたカラスがもう笑った!」状態となります。

 

その子の心の中に、この時の悲しみは残りません。

 

 

ところが、

親が泣かせまいとして、

他に気を逸らせるようなことをしてごまかされたり、

「泣くな!」と言って怒られたりすると、

当然、子供は思う存分泣けなくなりますよね。

 

 

つまり、悲しみの感情が抑圧されてしまうのです。

 

 

この抑圧された感情が、インナーチャイルドの正体です。

 

 

ではなぜ、多くの親が

子供に感情を感じさせないようにしてしまうのでしょうか?

 

それは、親自身もそのようにされたからです。

 

 

特に日本人は、感情を感じることを

良くないこと、恥ずかしいことだと思う傾向がありますよね。

 

ネガティブな感情はもちろん、

子供がはしゃぎすぎて、楽しさや嬉しい感情を出し過ぎても、

怒る場合がありますよね。

 

 

だから、あなたも親から、

こんなメッセージを受け取ったのです。

 

「感情を出すことはみっともないこと。

感情を感じちゃ、ダメなんだ。」と。

 

感情の抑圧ー実はこれが生き辛さの原因であり、

多くの問題の原因でもあるのです。

 

感情は、しっかり感じてあげないと成仏できません。

 

もし、あなたが感情を感じないように抑えつけたら、

その感情は決して消えることなく、

あなたの潜在意識に溜まっていきます。

 

そして、ある一定量溜まった時に、

その感情を再び感じさせるような出来事を引き寄せて、

その感情を引っ張り出そうとするのです。

 

 

この女の子であれば、

また誰かが遊んでくれないという体験をして、

同じ悲しみを感じることになるということです。

 

 

感情が解放されるまで、

何度も何度も同じような出来事が起こって、

同じような感情を感じることになります。

 

 

そして、

何度も何度も、相手を変えて

「遊んでもらえない」という体験をしているうちに、

「私は相手にされない人間だ」

というビリーフができていき、

 

人に相手にされない人生脚本が

無意識のうちに作られてしまうんです。

 

 

そういう仕組みなんです。

 

 

『たかが感情、されど感情』なんですよ。

 

「そうなのか」と思ってくれたあなたは、

ぜひ、お子さんの感情を大切にして、

お子さんが感情をしっかり感じられるように

サポートしてあげて下さいね。

 

 

もしも、

「頭ではわかるけど、どうしてもできない」

 

「子供が感情を出すのを見ると、

どうしてもイライラしてしまう」

 

こういう場合は、

あなたの心の中に未解消の感情がたくさんたまっているということです。

 

別の言い方をすると、

「インナーチャイルドが傷ついている状態」なので、

まずは自分のインナーチャイルドを癒してあげましょう。

 

そのことで、

子育てはとってもラクになるし、

お子さんへの接し方が激変しますよ。

 

あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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