『不登校解決』のための重要な2つのポイント ②

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラー
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

今日は、不登校が解決される

もう一つのポイントについてお伝えします。

 

Yさんがコースを受けられる前の状態はこうでした。

   ↓ ↓

私は『超』がつくほどの心配性で過保護で過干渉でした。

朝は起こして、着替えを出し、

「学校の宿題やったの?」

「準備はしたの?」

「あれは?」「これは?」

と、すべて口出ししていました。

 

心配ばかりして、娘を信用できていなかったのだと思います。

 

子供が不登校になるお母さんに多いタイプとして、

「過干渉」があります。

 

「過干渉」というのは、

子供が望んでいないのに、先回りして

子供に「転ばぬ先の杖」を与えてしまうことです。

 

なぜかというと、

子供が失敗することをとても怖れているからです。

 

子供にとって失敗体験こそ、

本当の学びや気づきにつながることなのに、

それが怖くて,

失敗させまいとして

ついつい余計な指示や命令を出しすぎてしまうのです。

 

いちいち指示される自分を子供はどう感じるでしょうか?

 

「私はお母さんから信用されていない」

「信用されないのは、私がダメだからだ」

「失敗はとても怖くて、オソロシイことなのだ」

 

過干渉のお母さんから、

子供はこのようなメッセージを受け取っています。

そうすると、

多少の失敗や困難をものともせず、

たくましく生きていく子供には、

とてもなれないのです。

 

ちょっと躓くと凹んで立ち上がれないような、

自己肯定感の低い、

怖れに満ちた子供になってしまいます。

 

だから、学校に行けなくなるのです。

 

「過干渉」は、

ものすごく子供のエネルギーを奪ってしまう行為なのです。

 

過干渉を克服するためには、

『課題の分離』を徹底して実践することが大切です。

 

『課題の分離』とは、すでにご存じの方も多いと思いますが、

「それが子供の課題なのか、親の課題なのかを考えて、

子供の課題に対しては極力口出しや介入をしないで

子供自身に解決してもらう」

ということです。

 

もちろん、

子供が幼い頃は完全にはできませんが、

子供の成長とともに、

特に思春期にさしかかってくる年齢になると、

親は『課題の分離』を意識して極力子供の課題には踏み込まず、

『まかせる』『見守る』という姿勢が大切なのです。

 

 

例えば、

「朝起きること」

「着替えること」

「学校の宿題をすること」

「何時に寝るかということ」

などは子供の課題ですから、

子供にまかせて子供自身に解決してもらうのです。

 

失敗することがあっても咎めずに見守っていると、

子供自身が何かを感じ、気づいて

行動を変えていくのですが、

過干渉な親はそれが待てないのですね。

 

しかし、Yさんは

コースの中で『課題の分離』を学び、実践していくうちに、

こんなふうに変わりました。

 

課題の分離を教えて頂いて実践し始めると、

娘は自分のことは自分でできるようになり、

毎朝自分で起きて自分で準備し学校へ行っています。

私は今、娘の生活に全く口出しをしなくなりました。

 

以前のように、

娘を見張って口出しせずにいられない感情はもうありません。

 

その事で私も娘もすごく楽になりました。

 

素晴らしいです!

 

こんなふうに、口出しをせずに見守っていくと、

子供に「生きる力」がよみがえってきます。

 

娘さんが学校に行けるようになったもう一つの理由は、

Yさんが過干渉をやめ、

子供のことは子供にまかせられるお母さんに

変わったことなのです。

 

常に子供を見張っては、

指示命令や余計な口出しをしていたお母さんがそれをやめると、

自分自身にエネルギーを向け、

自分のために生きることができるようになってきます。

 

Yさんにも新しい人生が展開し始めました。

私自身は、娘を妊娠してからほとんど働いていなくて、

パートを少しした程度だったのですが、

正社員として働くことになりました。

 

ずっとずっと仕事がしたかったのに、

色々とできない理由を探して、

今まで動けずにいました。

 

そんな自分が、

まさか正規で働くことになるとは夢にも思っていなかったので、

自分自身が一番驚いています。

 

その仕事は私の夢だった職業です。

 

過干渉をやめることは、

子供にとってもお母さんにとっても、

とても望ましいことなのです。

 

しかし、

この『課題の分離』は、

やってみるとなかなか難しかったりします。

 

なぜなら、

過干渉になってしまう理由は、

お母さんの心の中に「強い不安や怖れ」があるからなのです。

 

これも、インナーチャイルドの心の傷に関係しています。

 

幼い頃から親にインプットされてきた

「失敗すると大変なことになる」

「あなたはそのままでは幸せになれないよ」

「いつもちゃんとしていなければならないよ」

「そんなことをしていたら、人に笑われるよ」

などの思い込みが強烈に心にインプットされているために、

いつも漠然とした不安感や怖れを感じてしまうのです。

 

それが、子供に対して過干渉になってしまう大きな要因です。

だから、過干渉をやめ、

『課題の分離』が本当に実践できるようになることと、

インナーチャイルドを癒すこととは大きく関係しているのです。

 

Yさんも、

真摯にインナーチャイルドの癒しに取り組んだからこそ、

過干渉を克服することができたのです。

 

晴美先生のカウンセリングやワークは、

カチカチに固まっていた感情が少しずつほぐれ、

やわらかくなっていくような、そんなイメージです。

 

膝を抱えて泣いていたインナーチャイルドは、

今では笑顔で私の中にいつも一緒にいます。

 

6か月間という時間は、

長いようで本当に必要な時間でした。

大きく事が動いたのは5ヶ月目だったので、

それだけの時間が必要だったのだと思います。

 

毎月毎月、新しいワークやインナーチャイルドとの向き合い方などを

レクチャーして下さり、

月が進むごとにインナーチャイルドが癒され、

自己肯定感が上がっていくのがわかりました。

 

晴美先生とのカウンセリングやワークの添削も、

とても楽しみにしていました。

 

『どんなことでも聞いて下さる、

怒ったり否定せずに寄り添って下さる』というのは、

本当にありがたくて、お話ししやすかったです。

 

時々はインナーチャイルドが大暴れして、

感情がどうにもこうにも大変になってしまった時もあり、

ラインの長文で聞いていただき、

寄り添っていただいたことで乗り越えてこれました。

 

不思議と、カウンセリングの直前に感情がざわざわする出来事が起き、

聞いていただいて落ち着くという事もよくありました。

一人では無理だったと思います。

 

おかげさまで今は感情が大暴れする事はなくなりました。

感情が動く時はインナーチャイルドが教えてくれている時。

向き合うべき時だとわかるので、対処方法もわかります。

 

晴美先生、6ヶ月間大変お世話になりありがとうございました。

これからも一人でも多くのお母さんたちの支えとなって頂きたいです。

こちらこそ、素敵なご感想をありがとうございました。

これから、お仕事と家庭を両立しながら、

幸せな親子関係を楽しんでくださいね。

 

 

あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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