子供の習い事について~子育てにおいて大切なこと

 

 

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

 

子育て中のお母さんをキラキラにするカウンセラー、

沙咲晴美(たれぱんだ)です。

朝ドラ『スカーレット』(3/5放送分)を見ていて、

 

子育てにおいて大切な本質に触れているなあと思った場面がありました。

 

ご覧になった方も多いと思いますが、ご紹介しますね。

 

 

ヒロインの貴美子の家に、妹の百合子が子連れで遊びに来ました。

 

百合子には、桜ちゃんと桃ちゃんという2人の娘がいるのですが、

 

今日は桃ちゃんしか来ていません。

 

 

聞けば、一緒に来るはずだった桜ちゃんは、出がけにお母さんに叱られて、拗ねてしまったそうなのです。

 

 

「何で叱ったん?」

 

と、貴美子が聞くと、

 

ピアノをやめたいと言い出した桜ちゃんに、母親の百合子はダメだと言って叱ったのだということでした。

 

 

ここからの会話が深いので、よーく読んでみて下さいね。

 

 

貴美子:「やめたらあかんの?」

 

百合子:「あかんわ。許さへん。」

 

貴美子:「ピアニスト、めざしてるん?」

 

百合子:「そんなんと違うけど、途中で放り出すの、よくないし。

 

    そろばんもお習字もそうやで。イヤイヤやってん。

 

    あかんやろ?そんな態度。」

 

貴美子:「自分からやりたいって言うたんやったらな。

 

    そろばんもお習字も、自分からやりたい 言うたん?」

 

百合子:「・・・・・・」

 

貴美子:「学習塾にも行かせるようなこと、聞いたで。

 

百合子:「大事やで。そろばんもお習字も大事や。

 

    うちかて習いたかった。

 

    学習塾行って、短大受験もしたかった。

 

    うちが出来ひんかったこと、全部させてあげたい。」

 

 

そこで貴美子は、百合子を仏壇の前に連れて行き、

 

    「お母ちゃんに聞いてもらい。

 

    子育てがんばってたら、大事なもんがどんどん増えていくなあ。

 

    そろばん、お習字、ピアノ??」

 

 

それに対して百合子は、

 

「わかってるよ。そんなん言われんでも。何が大事か。」

 

 

貴美子の言葉で、百合子は大事なことを思い出しましたね。

 

子供達が幼い頃の私は、百合子と同じような考えでした。

 

一度始めたことを簡単にやめさせたら、根性がない子になってしまうと思っていました。

 

 

でも、子供が心の底からやりたいと言ったわけでもないことを、親の考えで押しつけて、

 

「嫌々やってる。」と文句を言われたり、

 

「途中で放り出したらダメ。」と強制されると、

 

子供は自分がしたくもないことに、かなりの時間とエネルギーを費やさなくてはならなくなります。

 

子供にとっては、地獄なのではないかな。

 

 

確かに、

 

ピアノが上手に弾けることも

 

字がうまく書けることも

 

計算が速くなることも

 

勉強が出来ることも、大事なことかもしれません。

 

 

でも、嫌なことを、しかもたくさんやらされていると、

 

子供の生き生きしたエネルギーは、澱んでしまいます。

 

 

大切な『意欲』や『好奇心』といったものが、剥ぎ取られてしまうのです。

 

 

『何が出来なくても、この子がここにいてくれるだけでいい』と

子供の存在を承認することや、

 

子供が本当に興味を持って、『やりたい』と思っていることを、

ケチをつけずに思う存分やらせてあげること、

 

つまり、子供の気持ちを尊重してあげることこそが、本当に大切なことだと思います。

 

私は、ほろ苦い自分の失敗体験から、今は心からそう思っています。

 

 

百合子の場合は、短大に行って家庭科の先生になりたかったのに、

 

家が貧しく、借金があったために断念したという経験がありましたね。

 

 

満たされなかった自分の夢を、子供で果たそうとしてしまっていたのですね。

 

 

こんなふうに、自分の欠乏感を子供で埋めようとすることはよくある話ですが、

 

自分ではなかなか気づかないものです。

 

 

でもそれは、境界線を越える行為なので、いずれ必ず歪みが出てきます。

 

自分の満たされなかった思いを子供に肩代わりさせようとすることは、

 

親子関係のほころびの始まりです。

 

 

 

子供には、子供の好き嫌いがあり、

 

個性や本質があり、

 

子供の人生があります。

 

 

子供時代には、子供自身がやりたいと思うこと・夢中になることを

思いっきりさせてあげるのが一番いいのです。

 

 

桜ちゃんは、あとでお父さんと一緒に川原家に来て、開口一番お母さんにこう言いました。

 

 

「ごめんなさい。ピアノ続けます。やめません。」

 

本当はやめたいのに、

 

お母さんをがっかりさせたくない、

 

お母さんに嫌われたくないから、

 

お母さんの期待に応えようとしてしまうんですね。

 

子供は、本当に敏感に親の気持ちや感情を読み取っています。

 

そして、親に愛されるために、全力で親に合わそうとするのです。

 

その結果、自分の本質からどんどん離れてしまって、苦しくなるのです。

 

だからこそ、

 

お母さん自身が満たされた状態で、

 

子供から奪うのではなく、子供に与える存在でいたいものです。

 

 

子育てにおいて、何が本当に一番大事なのか、

 

ブレないようにしたいですね。

 

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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