子供の習い事で、親が気をつけること

 

 

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

 

子育て中のお母さんをキラキラにするカウンセラー、

沙咲晴美(たれぱんだ)です。

 

今の時代、たくさんの習いごとをしている子供達がとても多いですよね。

子供の能力を伸ばすために、

あるいは、弱点を克服させるために、

親は、お金と時間を費やして子供に習い事をさせるのだと思いますが、

気をつけないと、全く逆効果になってしまうことがあります。

つまり、あることに注意しないと、

能力を伸ばすために習い事をさせたにもかかわらず、かえって無気力な子にしてしま

うことになりかねないのです。

今回は、習い事をさせる上での注意点について、私自身のほろ苦い失敗談も交えて

書いてみたいと思います。

子供の習い事も、目先のことだけではなく、長い目で見て考えることが大切です。

 

最近の習いごと事情

 

私は以前、小学生に対して、「読み・書き・そろばん+育脳」で、パズル等も使いながら地頭を鍛える、塾というよりは寺子屋のような教室を自宅でしていました。

 

そこに来ていた小学生を見ていると、最近の小学生がとてもたくさんの習いごとをしていることに驚きます。

 

ピアノ・スイミング・硬筆は定番。

 

それ以外に、

少林寺拳法・新体操・バレエ・空手・バイオリン・ダンス・絵画・英語・・・などなど、

習いごとの種類は多彩を極めています。

 

各種スポーツ少年団に入っている子もいます。

 

その上に、学習塾です。

 

中には、習い事が何もなくてゆっくりできる日が週1日しかない子や、

全くないという子もいるほどです。

昔、『子供に習い事をさせるなら週3日まで。それ以上は弊害の方が大きくなる。』と保育園の園長先生をしていた知人から聞いたことがあります。

 

あれもこれもと、あまりにたくさんの習い事をさせることは子供を疲れさせ、かえって無気力な子にしてしまいます。

 

また、たとえ習い事がたった一つであっても、それを本人が苦痛に感じている場合は、やはりいろいろな弊害が出てきます。

 

実際、毎日のように習い事のある子は、大体がとても疲れていて、表情がなく、無気力な子が多いように思います。

 

話を聞いていると、本人がしたくてやっているというよりも、「させられている」場合が多いようです。

「あ~、明日スイミングがある。嫌だな~。」

とか

「お母さんが勝手に決めるから嫌だ。」

などと、本当に苦痛そうな様子で言う子供達の声もたくさん聞きました。

親は、

いろいろなことができる子にしたくて、

子供の持つ可能性を伸ばしたくて、

他の子に後れを取らないようにと思って、

「できない」状態を回避したくて、

本当に良かれと思って、

たくさんの習い事をさせているのだと思います。

 

ただ、習い事は利点以上に様々な弊害を生み出す場合があるので、気をつけなくてはなりません。

 

子供に辛い思いをさせてしまった私の体験

 

私は昔、とてもマズい子育てをしてしまった時期があり、長女との仲も険悪になっていたのですが、

長女が中2の時から育て直しを始めました。

長女が心を開き、親子の仲が良くなると、

過去の私のどんな言動で傷ついたかということを話してくれるようになりました。

 

私を責めるためではなく、

当時は寄り添ってもらえなかった気持ちに寄り添ってほしかったようでした。

 

私が長女を傷つけてしまった数々の言動の中で、

「最も辛かった」

と長女が言ったのは何だったと思いますか?

 

私は、てっきり怒られたこと・ガミガミ言われたことだと思ったのですが、

 

実は、 体操教室に通わされたこと  だったのです

 

全く予想外で驚きました。

長女が小1からしばらく通った体操教室は、ハイレベルなことをさせる厳しい教室ではなく、

むしろ、学校の体育が苦手な子に運動の楽しさを感じさせてくれるような、アットホームな教室でした。

 

先生たちも優しく、面白い人ばかりで、

楽しい雰囲気を大切にしながら指導してくれていました。

 

長女も、鉄棒こそ苦手だったものの、体がものすごく柔らかかったので、

マットや跳び箱、トランポリンなどは、むしろ上手な方でした。

 

そして、体操教室が嫌だと駄々をこねたり、「行きたくない」と泣き叫ぶなど、強くアピールすることも全然なかったのです。

(・・・と思い込んでいました。実は、長女なりのアピールはしていたことを知りました。)

 

だから、そこまで苦痛に感じていることに、私は全く気づいていませんでした。

 

しかし、当時の長女は、体操教室のある土曜日がとても嫌で、

 

かと言って、当時ガミガミかあさんであった私に、「行きたくない。」とはとても言えなかったようです。

(私が言わせない雰囲気を持っていたのですね。)

 

それで長女がとった苦肉の策は、

 

なんと、体操教室に着いた時、車の中で 『死んだふり』をすることだったのです!!

 

笑っちゃいますよね。

 

死んだふりしてたつもりだったのか・・・

 

もちろん、私はそんなこととは思わず、

「何ぐずぐずしてるの!さっさと降りなさい。」

の一言で済ませていました(泣)

当時の長女の気持ちを思うと、とても笑い事では済まされないほど悲痛な心情だったのだと思います。

 

幼心に必死で考えた長女なりの苦肉の策。

 

そして、それを全く分かってもらえないことに対する絶望感・・・。

 

私は、長女が車からなかなか降りないことが、「行きたくない。」というサインであることさえも気づかず、

ただ、動作が遅いと思ってイライラしていたのです。

 

全く子供を見ていなかったのですね。

 

 

「その頃は本当にお母さんのことが嫌いだった。」と長女に言われました。

 

「お父さんが2人いたらいいのに。仕事に行くお父さんと家のことをしてくれるお父さん。」と思っていたと・・。

 

お父さんが連れて行ったときは、「しんどい。」と言うと、すぐに休ませてくれますからね。

 

だけどお母さんは、「しんどい。」と言っても信じてくれない。

「私の気持ちをわかってくれないお母さんなんか、いなくなればいい。」と思っていたのですね。

 

それくらい、長女にとっては体操教室に行くことが、苦痛で苦痛でたまらなかったのです。

 

嫌で嫌でたまらないことをさせられることが、どれだけ子供の心を傷つけるのかということを実感しました。

 

子供のありのままの姿や個性を認めること

 

なぜ私が長女を体操教室に通わせたかというと、決して体操の選手にしたかったからではありません。

 

長女は幼い頃から、外遊びよりは、おうちの中でじっと座って何かをするのが好きな子でした。

 

特に絵を描くのが好きで、よく机に向かって何かを描いていました。

それが長女の個性だったのです。

 

その個性を認め、好きなことを思う存分させてやればよかったと今は思うのですが、

当時の私は、まんべんなく何でもできる子にしなければならないと思っていたのです。

 

『子供は元気に走り回って遊ぶものだ』という固定観念にとらわれていた私にとって、非活動的に見える長女の姿を見ると、限りなく不安になりました。

 

外遊びもさせなければ・・・

運動もできる子にしなければ・・・

 

と思ってしまったのですね。

 

それで、散歩に連れ出したり、公園で遊ばせたりするのですが、

かろうじてブランコをするくらいで、

滑り台にもジャングルジムにも目もくれず、

ずっと砂場で座り込んでは、砂遊びをしたり、砂に絵を描いたりしていました。

 

私はそんな長女を見てふがいなく思い、他の子が元気に走り回って遊んでいるのを見てうらやましく思っていました。

 

今思えば、体を動かす事があまり好きではなく、感性や創造性に優れているという長女の個性がこの頃から表れていたのですが、

 

私の曇った眼は、自分の価値観の枠に子供を当てはめようとするばかりで、

『良さ=リソース』に目を向けるのではなく、

完全にマイナス面の方に目を向けて、何とかしなければと思っていたのです。

 

つまり、長女の個性を受け入れず、長女を変えようとしていたのだと思います。

子供自身が必要性を感じないうちから、

また、全く好きでもないことを、

親が、自分の不安から子供の弱点を克服させようとして習い事をさせ、それを強制することは、子供にとっては地獄です。

 

今、心からの反省を込めて、そう思います。

 

長女は、好きでない体操をすることはもちろん嫌だったと思いますが、

私が長女の個性を認めていないこと、自分を変えようとしていることを、

敏感に感じ取っていたのかもしれません。

 

親の不安を解消するために、

自分の理想に当てはめるために、

自分の欠乏感を子供で満たすために、

自分の不安感を解消するために、

親は子供に習い事をさせるべきではありません。

 

それは、

『親から受け入れてもらえない』

『否定されている』

という感覚を子供に植え付けてしまうように思います。

 

 

子供の可能性の芽を育てるには

 

私が長女を体操教室に通わせることになった直接のきっかけになる出来事があったのは、

長女が保育所に通っていた時のことでした。

 

長女が通っていた保育所では、月に二回、外部講師を招いての『体育教室』がありました。

 

お迎えに行った時に、長女が体育教室の途中でしんどくなり、見学したと先生から聞くことが数回あったのですが、

それがいつも鉄棒をしていた時だということに、ある時気づきました。

 

どうやら長女は、鉄棒が苦手のようだ・・・

 

その時私は、苦手なものから逃げようとする長女にザワザワしました。

 

そして、その時思い出された一つのシーンがあったのです。

 

子供二人を連れて近くの公園に遊びに行った時、公園の片隅にある鉄棒に一生懸命取り組んでいる小学校低学年くらいの女の子がいました。

 

一緒に来ていたおばあちゃんから、

小学校では、逆上がりができるようになるまで、毎日放課後残って練習しなければならないのだという話を聞いたのです。

 

それで私は、

 

「小学校では、保育所のように見逃してはもらえない、

何とか逆上がりができるようにしなければ・・・。」

 

と思ってしまったのです。

 

子供に、『転ばぬ先の杖』を与えようとしたのですね。

 

こういう行為が過干渉だったということに、あとで気づきました。

 

親は一生、子供の歩く道から前もって障害物を取り除くことができるわけではありません。

 

もしできたとしても、子供は、自分で生き抜いていくことができないような軟弱な大人になってしまうと思います。

私がこの時するべきだったことは、

前もって鉄棒ができるようになるように動くことではなく、

長女の「鉄棒が嫌だ。」という気持ちを聴き、その気持ちをまるごと受け止めることと

苦手なことを何とかするよりも、好きなことを伸ばしてあげること、

(伸ばしてあげるというよりも、それに没頭するのを邪魔しないこと)

だったのですね。

 

そのようにしていれば、小学校に入って体育で鉄棒の授業があった時、

できなくて、「辛い」「くやしい」という気持ちを味わっても、

心がエネルギーに満ちていれば、自分で何とかしようとするだろうし、

乗り越えることによって、心の土台を強くしていくことができるのです。

 

失敗させまい、屈辱的な気持ちを味わわせまいとして体操教室に通わせたことは、

全くの過干渉であったとともに、

自分の不安感を埋めるためでもあったことに気づきました。

 

そのために、逆に長女に辛い思いをさせてしまったり、

自分で乗り越えようとしない子にしてしまう結果になってしまいました。

 

私が今思うのは、

子供にとっての習い事は、「楽しい!」「やりたい!」と思うものであってこそプラスになりますが、

「させられている」と感じる場合は、弊害の方が大きいのではないかということです。

 

幼少のころから「させられる」ことが多いと、無気力で意欲のない子になるような気がします。

 

まさに、長女もそうだったのだと思います。

 

子供にとって、『自由な時間』や『好きなことに没頭してワクワクする時間』は、何よりも大切なことなんですね。

 

その中で、自主性や創造性、たくさんの可能性の芽が養われていくのです。

あまりにたくさんの習い事をさせて子供の自由を奪ったり、

嫌な習い事や欠点を克服させるための習い事を強制することは、

かえって子供の可能性の芽を摘んでしまうことになるように思います。

 

また、習い事をさせる場合、子供が「したくない」「やめたい」という気持ちを正直に言える親子関係を築いておくことも、とても大切なことですね。

 

最後のまとめ

 

では、最後に「習い事の弊害」をまとめておきますね。

子供に習い事をさせるときの注意点として、参考にしていただけたらと思います。

 

弊害① 嫌なことをさせられる場合は、意欲や活動のエネルギーが低下する。

弊害② 弱点を克服するためにさせる習い事は、子供が親にありのままの自分を認めてもらえ  ていない、否定されていると感じる。

弊害③ あまりに多くの習いごとをしている場合、自由な時間や自分の好きなことをする時間がなくなり、意欲のない無気力な子になってしまう。

弊害④ 弱点を克服するための習い事である場合、子供自身が克服しようという意欲を持てない。

 

子供には、本当に楽しいと思うことや好きなことに没頭する時間が必要です。

 

あれもこれもと、あまりにたくさんの習い事をさせることは子供を疲れさせ、かえって無気力な子にしてしまいます。

 

 

今日もお読みいただき

ありがとうございました。

 

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