子供にイライラして叩いてしまうお母さんへ

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラー
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

今日は、

2歳の娘さんに対してイライラしてしまうことで

悩んでおられたお母さん(Aさん)のご感想をご紹介します。

子供と一緒にいるのが苦痛に

 

①何故カウンセリングを受けようと思いましたか?また、その頃はどのような状況でしたか?

娘が2歳前後から自己主張が強くなり、それに対して私はイライラし、怒って叩いてしまうようになりました。

寝顔を見ては後悔し、『自分は母親失格だ』と自己嫌悪になっていきました。

そのうちに娘と一緒にいるのが嫌になり、一人になりたい、生きていくのが辛いと思うようになりました。

  しかし、「私が死んだら、娘は、主人はどうなるの?」と考えたら、

「どうにかこの状況を変えることは出来ないだろうか。」

「私も他のママたちのように、笑顔で子育てしたい。」

と思いネット検索しました。

そこでたれぱんださんのホームページと出会い、「これだ!」と思い受講しました。

 

私もそうだったのですが、子育ての最初のつまずきは2歳前後の「イヤイヤ期」であることが多いですよね。

 

それまでの子供は、自分を認識していません。

鏡に映った自分を見ても、自分だと思っていないのです。

 

でも成長とともに、

だんだん「自分」というものがわかるようになり、他者との区別がはっきりしてきます。

 

それとともに、自分の意思も出てきて、

なかなか親の思う通りには動いてくれなくなってくるのです。

これは子供の成長の証で、決して悪いことではないのですが、

お母さんの方はままならない子供に対して、

本当に困って途方に暮れてしまったり、

絶望的になったり、

泣きたくなったり、

イライラが止まらなくなったり、

怒鳴ったり叩いたりしてしまう場合さえあります。

 

そして、

そんな自分を激しく責めてしまうのです。

 

Aさんは、そういう状態に対して、「生きるのが辛い」とまで思い詰められていたのですね。

 

Aさんはとても穏やかな性格の方で、まさか自分が子供にこんな風に怒ってしまうようになるとは

思っていなかったそうです。

 

こんなふうに、子供に対して過度にイライラしてしまったり、そのことに深く悩んでしまうお母さんには、一つの特徴があるのです。

 

子供にイライラしてしまう意外な理由

 

それは、子供時代に「いい子」「聞き分けの良い子」だった、というケースが多いのです。

 

子供は好奇心の塊ですし、道徳の観念もまだ芽生えていなかったりするので、

幼い頃は「自然児」であるのが普通なんです。

 

自分の興味のある方向に動き、

興味のあるものを触ったりなめたり、

人が持っているものでも取り上げたり、

不快な時は泣きわめいたり、怒ったり・・・

 

欲求と感情のままにふるまい、およそ「いい子」とは無縁の存在です。

だから、幼い時から「いい子」というのは、かなり調教されているということなのです。

(「しつけ」という名のもとに)

 

あるいは、「きちんとしたいい子でなければ、親に見放される」という危機を感じて、

親の愛を得るために必死でいい子になっていたという場合もあります。

 

いずれにしても、子供としての自然の欲求を抑えつけていたり、たくさん我慢したりして育ってきたのです。

また、それを誉められたりしているので、「子供はいい子であるべき」だと思っています。

 

子育てにイライラしてしまうのは、かつて子供の頃に抑えつけた欲求や感情が、子供に刺激されて出てきているからなんです。

 

我慢して苦しかった、嫌だった・・・

 

というインナーチャイルドの感情が暴れだしているのです。

 

そして、子供が『いい子』でないことに対して、育てている自分が悪いのではないかという罪悪感が子育てを辛いものにしてしまうのですね。

 

まずは、その「我慢して苦しかった」「嫌だった」「辛かった」という未解消の感情を癒し、

解放していくことが必要です。

カウンセリングを進めていく中で、Aさんもそのようなことに気づいていきました。

 

溢れ出した母親としての愛情

 

Aさんのご感想の続きです。

②カウンセリングを受けて、気づいたこと・よかったこと

よかったなと思うことはたくさんありますが、その中でも一番よかったことは、自分の感情、インナーチャイルドに気づけたことです。

  今までは、

「何故こんなにイライラするのか、ちょっとしたことで爆発し怒ってしまうのか。」

など考えても分からなくて、そんな自分が嫌で嫌で仕方なかったのですが、

「“悲しい” “辛い” “怖い” などの傷ついたインナーチャイルドがいたからなんだ。」

と気づいてからは、少しづつ気持ちが楽になっていきました。

そして、そのインナーチャイルドの感情を解放し、癒していくためのワークをしていきました。

③    カウンセリングを通して変化した点(行動面・意識面等)

  娘の意欲、好奇心を大切に考えられるようになってきたことです。

  以前の私だったら、自分の思いが先に出て、

「こうなったら困る。嫌だ、いたずらして!」

など自分中心に考えて、「ダメ!」と言っていましたが、

最近は、娘が楽しそうにしていること、興味を持ったものは否定せず、させてあげようと思えるようになってきました。

自分の気持ちに少し余裕が出てきたんだと感じています。

  また、私は、他人と比較するクセや、何をするにも“他人にどう思われるか”を気にして行動するところがありましたが、

最近では、『自分は自分』と考えられるようになってきました。

 

④    全体的な感想・ご意見・ご要望・改善点

  「自分の考え方、心のクセ(不自由な信念)は直すことが出来るんだ!」

と実感でき、とても嬉しく思います。

そして、娘に対しては、何気ない仕草や言動に愛おしく思えるようになりました。

 カウンセリング中は、『やっぱり自分には出来ない』と、何度も諦めの気持ちが出てきましたが、こうして6ヶ月間続け、変わることが出来たのは、たれぱんださんのサポートのおかげだと感謝しています。

ほんとうにありがとうございました。

 これからもワークを続け、たれぱんださんのブログで元気をいただきながら過ごしていきたいです。

  出会えてほんとうによかったです!ありがとうございました。

子育てをしていて、なぜこんなにも腹が立つのか、イライラするのか、

その本当の理由がわかっただけでも、安心できるものです。

そして、インナーチャイルドを受け止めて癒してあげることで、イライラすることも激減していきます。

傷ついたお母さんのインナーチャイルドが癒されたら、子供のことを愛しいと思う気持ちがよみがえってきます。

本当は、どのお母さんも子供のことを愛しているのですからラブラブ

 

Aさんは、実家も遠く、幼い子供を抱えて大変だったと思いますが、ワークに取り組みながら、貴重な気付きを重ねていき、徐々に変わっていきました。

今までの「いい子」の枠に当てはめようとする子育てから、娘さんの興味や意欲を尊重し、大切にしてあげられる子育てへと変わっていったのです。

また、すごく人の目を気にしていたのが、だんだん自分軸で行動できるようになってきました。

Aさんのように、子供が幼い頃に自分の子育てを本気で変えようとする人は少ないのです。

私もAさんと同じように、イヤイヤ期の長女に対してイライラして怒ってしまい、反省しては繰り返し、子育て本もたくさん読んで改善しようと思っていましたが、今思えば本気で子育てを変えようとはしていませんでした。

なぜなら、幼い子供はすべてを許してくれるからです。

どこか、そこに甘えてしまっていたのですね。

 

でも、このような状態が続くと、思春期あたりになって必ず大きな問題にぶつかります。

子供が反旗を翻す時が来るのです。

慌てて、自分とも子供とも本気で向き合わなければならなくなるのです。

その時期が遅いほど、とても大きな痛みや労力を伴うのです。

人って、そこまでにならないとなかなか動かないものなんですよね。

Aさんのように早く気づいて、2歳とか3歳の頃に子育てを変えることができたら、それから先は子供との幸せな関係が長く続くし、子供の自己肯定感もぐんぐん上がっていくのです。

Aさん、本当によく頑張りましたね。

これからもワークを続けて、幸せなお母さんでいてくださいね。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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