過干渉を根本的に克服するには?

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラー
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

 

前回のブログでは、
「躾と過干渉の違い」についてお伝えしました。

 

理解していただけたでしょうか?

 

今回は、
「過干渉を根本的に克服するためには
どうしたらいいのか」

というテーマで書いてみますね。

過干渉はよくないと知っているお母さんは、
多分多いのではないかと思います。

 

そして実際に、
過干渉にならないように
手出し口出ししないように努力されている方も
多いかもしれませんね。

 

でも、やってみると
案外これが難しいんですよね・・・

 

私にも経験があります。

 

意志の力を使って
「言わないように」「手を出さないように」と
がんばってみたのですが、
数日で挫折してしまいました!

 

何度も何度も
決意を新たにしてチャレンジしても、
その都度長くは続かなかったのです。

 

それは何故だと思いますか?

 

本当は子供の行動が気になって仕方ないのに、
指図しないように、
手を出さないように、
表面上「我慢しているだけ」だったからです。

たとえてみれば、それは、
水道の蛇口から水が出ているのに、
出ないように手で押さえているだけのようなもの。

 

それではすぐに溢れてしまいますよね。

 

それと同じなんです。

 

子供の行動が気になって気になって、
不安 心配怒り 焦り などの感情が
あふれてきているのに、

表面だけ抑えようとしても
長くはもたないのですね。

 

本当に過干渉を克服するためには、
「子供の行動があまり気にならない」
という状態になる必要があるんです。

 

前回の記事でこのようなことを書きました。

    ↓ ↓

なぜ、私がその場ですぐにコップを持って行かせたり、
本人がいない場合は私が持って行ったりしていたのか?

もちろん
「すぐに洗う、もしくは流しまでもっていく」
という行動を身につけてほしいという気持ちはありましたが、

それ以上に、
使ったコップをいつまでも置きっぱなしにしているのを見るのが
ものすご~~~く嫌!!
だったからです。

 

何故嫌なのか・・?

 

それは
「だらしないことはダメなこと」
と、強く強く信じていたから。

 

そして、
娘がだらしないのは
自分の子育てが間違っているのではないか、
私がダメな母だからではないのか?

そんな 不安恐怖 があったのです。

 

私のこの事例で言えば、

子供が使ったコップをすぐに持って行かないことや、
片付けしないことが気になって仕方ない理由は、

その根底に
「だらしないことはダメなこと」という強い信念(価値観
があったからですが、

では、なぜ私は
そのような強い信念(価値観)を
持っているのでしょうか?

 

それは、
親にそのような信念(価値観)で
育てられたから
です。

そして、
その信念(価値観)で否定されたことが
何度もあったからなのです。

 

幼い頃に
片付けをしない私を否定されたり、
強く叱られたことが
きっとあったと思います。
(覚えてはいないけれど)

 

それも一度ではなく、何度も何度も・・・。

 

片付けをしないことで怒られて、辛かった!

否定されて、悲しかった!

「片付けをちゃんとしないとお母さんに親に嫌われる」
「見放されてしまう」
と思って、怖かった!

 

幼い時に感じたこのような感情を
表現できなかったり、
表現してもかえって叱られて、
わかってもらえない体験をすると、
幼い子供は我慢するしかありません。

 

我慢して抑圧した感情は癒されることなく、
大人になってからもずっと
私たちの心に残っているのです。

 

だから、
自分の子供が片づけをしないという状況に遭遇した時、
これらの感情がフラッシュバックして
反応してしまうのです。

 

これが、インナーチャイルドの反応です。

 

私は、
過干渉の問題の奥に

インナーチャイルド問題が潜んでいると思っています。

 

 

自分の子供が片づけをしなくて散らかしている状態を見ても、
「子供ってこんなものだから」
「そのうちできるようになるだろう」
と、冷静に判断できるなら、
そこにインナーチャイルドは絡んでいないでしょう。

 

インナーチャイルドの反応としての感情が
フラッシュバックしてこないので、
「あらあら、すごく散らかってるね。
片付けしないとね。」
と、笑って言うことができるでしょう。

 

これが、本当の躾です。

 

躾は怒ってするものではなく、
笑ってするとよいと思います。

 

しかし、笑うどころか、
激しい怒りや不安の感情が出てくる場合は、
同じようなことで怒られて傷ついたインナーチャイルドが
あなたの心の中にいるのです。

 

インナーチャイルドの感情に支配されると、
その感情をぶちまけて怒ってしまったり、
口うるさく指示したり非難したりしてしまうのです。

 

だから、
過干渉を根本的に克服するためには、
自分の中のインナーチャイルドを癒すことが必須である

私は思っています。

 

ぜひ、勇気を出して
あなたのインナーチャイルドと向き合ってみて下さい。

 

インナーチャイルドが癒されると
驚くほどラクになります。

あなたのあり方が変わり、
不安がなくなり、
お子さんとの関係も激変しますよ。

 


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あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。