子育てはお母さんのあり方が9割!
こんにちは!
ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、
元教師で
現在子育てカウンセラーの
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。
10時~18時(時間外相談可能) zoomを使用します【全国対応】
子育てはお母さんのあり方が9割!
こんにちは!
ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、
元教師で
現在子育てカウンセラーの
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。
子育ての悩みの中で、最も多くて深刻なのが、
思春期の子供の反抗と、それに伴う様々な問題
ではないでしょうか?
あんなに愛らしかった子供が、
かつては「ママ大好き」と言ってまとわりつき、「お母さん命」だった子供が、
急にしゃべらなくなったり、
話しかけると、うっとうしそうな顔つきや態度になったり、
暴言を吐くようになったり、
とげとげしい態度や目つきになったり等
変わり果てた姿見ると、母親にとっては何とも切なく、本当にショックなことですよね。
私にも経験があります。
何だか子供が悪い子になったような気がして、「こんなふうにしてしまったのは私なんだ。」と自分を責めたり、
逆に、
「こんなに子供のためにしてきたのに、なんて親不孝な子なんだ。」と、怒りを子供に向けたり、
揺れ動く自分の感情を持て余していました。
親にとってはない方がありがたい反抗期ですが、
子供の成長のためにはあった方がいい、あるいはあって当然だと、今は思っています。
反抗するのは、決して子供が悪くなったからではないのです。
ただ、自分自身の経験からも、反抗期はとても難しい時期だと思います。
親も子もうまく乗り越えないと、その後の親子関係にひびが入ったままになったり、
決定的にすれ違ってしまってその後の修復が難しくなったり、
子供の自己肯定感が著しく低下してしまう状況にもなりかねません。
反抗期をうまく乗り越えるためには、子供が何故反抗するのかということを正しく理解しておく必要があります。
思春期は、自我が目覚めて「自分らしさ」を形成する時期であり、
反抗期とは、「自分が自分であること」や「自分のアイデンティティ」を守るために、それを阻もうとする大人や社会に対する抵抗が起こる時期です。
なので、自我の目覚めと共に反抗心が芽生えてくるのは、自然な姿なのです。
親が子供のありのままを受けとめ、コントロールせず、その子の本質を理解した子育てをしている場合、
つまり、その子がその子らしくいられるのであれば、子供は反抗する必要がありません。
逆に、指示命令が多く、親が支配的で、子供を思い通りにコントロールしてきた場合は、
思春期に激しい反抗をする可能性が高いのです。
親子関係において、親の力が圧倒的に強すぎて子供が反抗できないために「反抗期がない」場合もありますが、
その場合は、「うつ」「無気力」「不登校」「ひきこもり」など、他の形をとることもあります。
多少の反抗はあって当たり前ですが、激しすぎる反抗や何らかの問題を起こす場合は、
それまで子供が我慢を強いられていたり、
コントロールされていたり、
自分の本質とは違うことをさせられてきたなど、
自分らしく生きられないことへの葛藤やフラストレーションがかなり強かったと考えられるのです。
そういう意味で、思春期は、それまでの子育ての答え・結果が出る時期と言えますね。
しかし逆に、そのことで子育てを軌道修正できるチャンスの時期でもあるのです。
花まる学習会の高濱正伸先生によると、子育てには2つの箱があり、
それを踏まえて子育てすることが大切なのだそうです。
4~9歳までの子供が入っているのは『赤い箱』
いわゆる幼児・児童期ですね。
この時期は、完全に子供の時代で、子供らしい従順さ・かわいさがあります。
親をはじめとする大人や社会を批判的に見ることも余りなく、何でも素直に受けとめ、吸収する時期です。
ところが、11歳(5年生)になると、子供は『青い箱』に入ります。
つまり、思春期に入るのです。
(もちろん、その時期には個人差があります。
ちなみに、10歳(4年生)は、グレーゾーン(どちらとも言えない時期)だそうです。)
子供が青い箱に入ったというシグナルは、
「今まではこんな言い方しなかったのに・・・」
という言い方をするようになるということです。
この時、親は「ああ、子供は青い箱に入ったのだな。」と思って、切り替えなければならないのです。
「親に向かってその言い方は何だ。」などと言ってはいけませんよ~。
これは、切り替えが出来ていない証拠です。
青い箱に入った子に、
「言うとおりにしなさい。」
「素直に言うことを聞きなさい。」
というスタンスでものを言うと、猛反発を食らいます。
それが、健全な成長の姿なのですが、
高濱先生がおっしゃるには、親側が切り替えられないことで長男は潰されることが多く、
長女は猛反発して、大げんかしている母と娘になっているケースが多いそうです。
(確かに・・・。
長女の私は、まさしく母に対して猛反発しましたし、うちの長女も私に対してそうでしたね。)
赤い箱に入っている子供と、青い箱に入った子供は、
オタマジャクシとカエル・あおむしと蝶のように、同じ生物でもまるで別物になっているのです。
にもかかわらず、親が切り替えずにいつまでもオタマジャクシや青虫として扱うことで、激しいバトル・険悪な親子関係になってしまうのです。
この時期は、ある程度こういう状態になってしまうことは仕方のないことです。
子供が反抗的になってきたからといって、下手に出たり、腫れ物に触るような扱いをする必要は全然ありません。
間違ったことに対しては、たとえ猛反発を食らおうと、親としてビシッと言う姿勢も大切ですし、ぶつかり合うことが悪いわけでもないと思います。
ただ、思春期の子供は生意気な反面、とてもデリケートで、
「疾風怒濤の時期」とも言われるように、内面では激しい動揺や気持ちの不安定さ・危なっかしさを抱えています。
なので、親として避けた方がいいことやしてはならないことがあるのです。
それをやってしまうと、スムーズに思春期を乗り越えられず、きれいな蝶やイキイキとしたカエルに成長できなかったり、いつまでも親子の関係が険悪なままになってしまったりするのです。
では、青い箱に入った子供に対して、親として避けた方がいいこと・してはならないことって何でしょうか。
青い箱に入った子供に対して、親として避けた方がいいこと・してはならないこととは何でしょうか?
子供が青い箱=思春期に入るというのはどういうことかというと、
自我が目覚め、自分らしく生きたいという欲求が出てくるということです。
つまり、
本格的に自分の人生の主人公として生きていこうとする段階に入ったのです。
だから、
「自分の思いや考えを大切にしたい。」
「自分で選びたい。」
「自分で決めたい。」
「親の言う通りにしたくない。」
という思いが強くなってきます。
今までのように単純で、親の言うことを素直に受け入れてくれていた『子供』ではもうないのです。
親としてそれがどんなに淋しくても、子供の成長を受け入れて、親の意識としゃべり方を変えていかなくてはなりません。
『この子は、自分の人生の主人公として、主体的に生き始めたんだ』
ということをしっかり認識し、
それが今はどんなに子供っぽくて、危なっかしいものであっても
子供の思いや考えを尊重して、よく話を聞いてあげる姿勢が大切です。
この時期の3大タブーは、
指示・命令する
小言を言う
頭から否定する
これをすると
『自分らしくありたい』
『自分の考えで進んでいきたい』
と思っている子供にとって、
『自分の思いを無視された』
『自分らしさを脅かされた』
と感じてしまうのです。
だから、猛反発するのですね。
子供の人生は子供のもの。
親が支配することはできないし、親の好みを押しつけてはならないのです。
それは本当に激しいバトルの原因になります。
(「経験者は語る・・・!」)
思春期の子供は、自分のアイデンティティを守るために、それを邪魔するものに対して全力で立ち向かってきているだけなんです。
反抗が激しいのは
それまで自分を抑えてきたから。
自分らしくいられなかったから。
だから、そこで親は切り替えて、
子供の思いを尊重してあげる、
子供の話をよーく聴いてあげる、
イラついている子供をそのまま受けとめる、
「反抗期に入ったんだね。おめでたいことだ。」と言って喜んであげる、
「トコトンぶつかってきなさい。受けとめるから!!」と、ドンと構えることが
必要なんです。
反抗期は台風のようなものです。
どんなに激しく雨風が吹き荒れようと、通り過ぎると今までの嵐がウソのように、爽やかな青空が広がります。
注意しなければならないことは、
反抗する子供を受けとめないことや、親不孝呼ばわりして罵り、否定することです。
それをやってしまうと、子供の自我が健全に成長できず、強いコンプレックスや自己否定感を後々まで引きずったり、親子関係がいつまでも険悪なままだったりするのです。
子供が反抗することを決して否定しないであげて下さいね。
「だって、辛いんだもの。」
「あんなにかわいかった子供に反抗されるの、耐えられないんだもの。」
っていう方。
うんうん、そうですよねー。
言葉で言うのは簡単だけど、実際に体験するといろんな感情が溢れ出してきますよね。
もしも子供に反抗されて
「ないがしろにされた」
「裏切られた」
「許せない」
「子供が離れていくようで、淋しくてたまらない・・・」
などの思いが吹き出してくるなら、
それはきっと、あなたの中に癒されないまま残っている心の傷や満たされない思いがあるのです。
向き合うべきは自分の心なのです。
お話聞きますよ~。
いつでもカウンセリングを受けてみて下さいね。
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応援しています!
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