子供が泣いたとき、どうしていますか?

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラー
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

子供が「泣く」ということには、
とても大切な意味があります。
 

 

 

私はそのことを、
子供達が幼かった頃は全く知りませんでした。

 

何なら、
『子供を泣かせないのが立派な親だ』
くらいに思っていました。 

 

 

もっと早く知りたかった・・・
と、つくづく思います。
 

 

 

 

なぜなら、 

 

泣いている子供に対してどう接するか
ということは、
後々のその子のあり方や
親子の関係に
大きな影響を与えるからです
 

 

 

 

あなたがこの記事を読むことで
そのことをそのことを
理解していただけたら、

きっと幸せな親子関係や
子供の順調な成長に
役立てていただけると思います。 

 

 

子供って
どんな時に一番泣くでしょうか?
 

 

 

それは親に怒られた時ですよね。 

 

 

 

例えば
私がよく怒っていたのは、
 

 

・宿題になかなかとりかからない時 

 

・やるべきことがあるのに、
やらないでダラダラしている時
 

 

・テスト前なのに勉強していない時 

 

・テストで悪い点を取った時 

 

・片付けしない時 

 

・歯磨きしない時 

 

・ゲームの時間を守らない時 

 

・きょうだいげんかした時

 

などなど
数え上げればキリがありません。
 

 

 

 

要するに
子供が自分の価値観に
合わない行動をしたとき
に、親って怒るんですよね。 

 

 

私が怒る相手は
もっぱら長女の方でしたが・・・。
 

 

(次女は、
私の価値観に合わない行動を
あまりしなかったから、
怒られることは
あまりありませんでした。)
 

 

 

 

例えば、
子供がテストで
50点しか取れなかった時、

80点以上は取って当たり前だ」
「80点は取るべきだ」
という価値観を
親が持っていると、 

 

「何、この点!?」 

 

「こんな点しか取れないなんて、
ダメな子ね。」
 

 

「お母さんは情けない。」 

 

などど言って
怒るかもしれません。
 

 

 

 

そうすると、子供は
「親に否定された」悲しみ
を感じます。
 

 

 

 

「5点しか取れない自分はダメなんだ」 

 

「自分は親に愛される価値がないんだ」 

 

「嫌われて、見放されるかもしれない」 

 

 

 

そう感じて
悲しくて泣くんですね。
 

 

 

 

泣くのは
悲しみの表現であるとともに、

「50点しか取れなかったけど、
お母さん許して。
こんな私でも愛して。」
 

と、親に
許しを請うことでもあります。
 

 

 

 

 

こんな時、
泣いている子供を見て、
 

 

「怒ってごめんね。
いいよ、いいよ。
50点しか取れなくても
私の大事な子供なんだから。」
 

と言ってあげられたら、

子供は
受け入れられたと感じて安心し、
心の傷は
それで癒えていきます。 

 

 

十分に泣かせてもらって、
気持ちを分かってもらえることで、
悲しみは昇華されるのです。

 

 

 

 

ところが、
私の場合は、
泣いている子供を見ると
無性にイライラして、
 

 

「泣くな!」と怒ったり、

泣きながら抱きついてくる子供を
拒絶したり、
 

 

子供が泣いているのに
知らん顔したりしていました。
 

 

 

 

なぜか
子供がワーワー泣くことに
抗いがたい拒絶感や
嫌悪感を感じていたのです。
 

 

(※これには理由があるので、
後で説明しますね。)
 

 

 

 

 

そうすると
長女はとっても泣き虫な子だったのに、
小3くらいから
一切泣かない子になりました。
 

 

 

「泣いてもわかってもらえない。」 

「泣いたら余計に怒られる。」 

 

そういうことを悟ったのでしょうか。 

 

 

 

本当は悲しいのに泣かない
(泣くのを我慢する)
ということは、
悲しみを抑圧する
ということです。

 

 

これが
インナーチャイルドの傷を
作ってしまうのです。
 

 

 

 

そして
このようなインナーチャイルドを
たくさん抱えてしまった人が
アダルトチルドレンなのです。

生き辛くなったり、
思春期に反抗がひどくなったり、
 

様々な問題や精神疾患、
身体症状などを
引き起こすことになってしまいます。
 

 

だから
親は子供が泣いたら
許すしかないんです。
 

 

 

愛するということは、
たとえ子供が
自分の価値観に合わなかったとしても、
許し、
受け入れることなんですね。

 

 

 

ところが、当時の私は
長女が泣くことに
嫌悪感や拒絶感があって、
どうしても許してあげられなかった・・

子供にとって
泣いているのに相手にしてもらえない
無視されるということが
一番辛いことだったのに・・・。

 

 

そういうお母さんって
結構いるかもしれませんね。
 

 

 

 

なぜ、子供が泣くことに
拒絶感や嫌悪感を
持ってしまうのかというと
 、

 

お母さん自身もまた
親からその価値観で
否定されたから。
 

 

 

そして、その悲しみを
「泣く」という形で表現すると、
怒られたり無視されたりしたから。

悲しみをずっと
抑圧してきたのですね。

 

 

だから、
子供を思う存分
泣かせてあげられないのです。
 

 

悲しみを抑圧してきた人ほど、
泣いている子供を見ると
イライラしたり、
モヤモヤしたり、
拒否感を感じたりしてしまうのです。
 

 

 

悲しみに限らず、
怒りや寂しさなど
どんな感情であっても、
それを抑圧せずに
しっかりと感じて表現することは、
実はとっても大事なことです。
 

 

感情をしっかり表現することで
その感情は解放されるので、
心の傷が残りません。
 

 

精神的に安定するのです。 

 

 

 

それなら、
私にあまり怒られなかった次女は
健全に成長できたのかというと、
そうではありませんでした。
 

 

 

次女は次女で、
ある意味長女以上に
苦しい面を抱えていたのです。
 

 

 

いい子だった次女は、
私がどんな時に怒るのか
敏感に察知して、
自分の気持ちや感情を抑圧して
出さないようにしていたからです。
 

だから、
子供が泣いたり怒ったり等
感情を出すことを
止めないで上げてくださいね。

 

しっかりと吐き出させてあげて、
受け止めてあげて下さい。

 

そうすると、
感情たちは成仏し、
インナーチャイルドができないので、
成長していくにつれて
情緒が安定してきます。

 

逆に
感情を出すことを抑え込まれた子は、
小さい頃はいい子でも、
だんだん生き辛くなったり、
反抗的になったり、
不登校になるなど、
様々な問題が噴出してくるのです。

そのためには、
まずは
お母さんの心にたまった感情
(インナーチャイルド)を
癒してあげることが必要です。

 

それをしない限り、
本当に受け止めることは
できないのです

 

もうお子さんが大きくなっていても、
今からでも、
全然遅くはありません。

 

子育ては
いつからでもやり直しができますよ!

 

あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。