幸せになるためには、まず【これ】を捨てる!

子育てはお母さんのあり方が9割!

 

こんにちは!

 

ママの心の傷を癒して、
幸せな子育てに導く専門家、

元教師で
現在子育てカウンセラー
沙咲 晴美(たれぱんだ)
です。

 

幸せな人が

持っていないもの、

 

逆に、

幸せでない人のほとんどが

持っているものがあります。

 

 

さて、何だと思いますか?

 

 

「【これ】を持っている限り、

絶対に幸せにはなれない」

 

そう言い切れます。

 

 

 

まずは、

自分がそれを持っているのかどうかに

気づくことが必要です。

 

気づかないと

捨てることができませんからね。

 

あなたがそれを持っていないかどうか、

ぜひチェックしてみて下さいね。

 

もちろん、捨てるか捨てないかは

あなたの選択ですが・・・

 


 

先日、こちらの本(↑)を読みました。

 

この小説の主人公の千鶴は、子供の頃に親に捨てられ、

その心の傷のせいで自分の心が歪んでしまったから

どん底の人生になってしまった、

 

自分が不幸なのは母親のせいだ、

 

そう思っていました。

 

そんな千鶴に、結城さんという人物がこのように言います。

「親から捨てられて苦しんできた。

なるほどなるほど、大変だったかもしれないね。

でも、成人してからの不幸まで親のせいにしちゃだめだと思うよ。

不幸を親のせいにしていいのは、せいぜい未成年の間だけだ。

自分の人生を、誰かに責任取らせようとしちゃだめだよ。」

 

それに対して、千鶴はこう反論します。

「捨てられた事実が心を歪めて、それが人生を左右した。

わたしはそうだった。

それは、非難されるべきじゃないですか?」

 

 

結城さんは、

「だから、そういうのは十代で整理しておけって。

せめてこの二十代の間にどうにかしたほうがいい。

いい加減、やめな。

っていうか君、あんまりにも幼稚すぎるんだよ。

君の言う「捨てられた歪み」ってのがそうかもしれないけど、

君自身の怠慢でもあるよ。

母親のせいにして思考を停止させてきたんだろうなあ。

それを誰も指摘しなかったってのは、まあ不幸ではあるかもな。

可哀相に。」

 

 

千鶴が思っていたような、

「わたしが不幸なのは、母親に捨てられたから。

わたしが不幸なのは、母親のせい。」

 

このような意識を、被害者意識 と言います。

 

 

これが、

幸せになるために【絶対に捨てなければならないもの】です。

 

なぜ、被害者意識を持っていると幸せになれないのかと言うと、

 

『自分の人生は、周りの人や環境次第で決まる。

その周りの人や環境を、自分の力ではどうにもできない。』

 

と捉えているからです。

 

 

自分の人生を支配しているのは、自分以外の人。

自分の人生は、誰かの動向にかかっている。

自分の人生は、他の人次第で決まる。

 

こう考えている限り、

心に平安が訪れることはありませんよね。

 

自分が主体ではないのですから。

 

 

自分に対する無力感や、

誰かへの恨みつらみ・憎しみから逃れられません。

 

 

こういう感情を抱えて生きていくのは苦しいし、

さらにまた、

無力感や恨み・憎しみを感じるような出来事を引き寄せて、

ますます自分の人生をどん底へと突き落としてしまうのです。

 

 

しかし、

幸せでないことに対して、

「自己原因」「自己責任」と捉える人は、

「自分の人生を創っていくのは自分」

という視点を持っているということです。

 

(これは、自分を責める事とは全然違います。)

 

 

このような視点を持っている人は、

自分次第でどうにでもなると捉えているのです。

 

 

「自分は被害者だ」と思うと、

恨みつらみや怒り・憎しみに支配され、

ますます苦しい人生を作ってしまうのに対して、

 

「自分は創造者だ」という視点を持つと、

自分の前には無限の可能性が広がっていきます。

 

 

子供の時は本当に無力ですから、

被害者意識を持っても仕方ありません。

 

 

でも、

思春期以降に芽生えてきた自我が確立し、

思考力や判断力も発達してきたら、

それ以降は、

自分で自分を再創造できる、

変えていけるということなのです。

 

それをしないことを

結城さんは「思考停止」と言ったのです。

 

 

千鶴も、親に捨てられた恨みで生きていたために、

夫から酷いDVを受けて

悲惨な人生になっていました。

 

そのあまりの苦しさゆえに、

結城さんの言葉の真意がこの時は理解できなかったのですが、

その後、ある体験を通してこのように気づくときが来るのです。

私の不幸はどこから来ていた?

母がいなくなったあと、わたしには父も祖父母もいた。

そこには確かに、少しの自由があった。

くっきりした寂しさもあった。

人と比べて自身の貧しさを恨むこともあった。

 

けれど、絶望するほどの孤独や苦しみは、なかった。

どうしようもない飢えや、途方もない恐怖もない。

父は不器用な父なりに死ぬまで可愛がってくれたし、

祖母も厳しくはあったけれど祖母なりの愛と責任をもって育ててくれた。

わたしはきちんと生かされていた。

 

そして、自分と同じように

自分の不幸を母親のせいにしている年下の知人に対して

このような言葉をかけるまでに変わったのです.

辛かった哀しかった淋しかった、痛みを理由にするのって、楽だよね。

わたしもそう。

誰かのーあのひとのせいにすると、自分がとても憐れに思えて、

だから自分の弱い部分を簡単に許せた。

 

仕方ないじゃない。だってわたしは小さなころに母親に捨てられたんだもの、って

免罪符にもしてきた。

 

あのひとのせいにして思考を止めてきたわたしが、私の不幸の原因だったんだ。

 

 

本当に辛い目に遭ったから、

被害者意識を持ってしまう・・・

 

それはとてもよくわかります。

 

私自身も、めっちゃ持ってた時期がありました。

 

 

ある意味、人のせいにしていた方が楽だという側面もありますよね。

自分を変えていくのって、努力やパワーがいることだから。

 

 

でも、それではいつまでも、

被害者・敗北者の人生脚本を作り続けてしまうんです。

 

その脚本を書いているのは、他でもなく自分。

 

誰も他に、あなたの人生をつくれる人はいないのです。

(例え親でも)

 

 

だから、それを幸せな人生脚本に変えていくと決心しましょう。

 

大丈夫!! あなたにも、その力があるんですよ。

 

 

被害者意識を捨て、

「自分の人生の主人公は自分だ」という立場に立った時、

自分の人生の創造者として生きていくことができ、

たとえどんな苦難があったとしても

自分次第で乗り越えていことができるのです。

 

 

そして、乗り越えた先に、

その苦難なしには得られなかった自分の成長や、

気づけなかった幸せがあるのです。

 

 

母親である自分が被害者をやめ、

自分の人生に責任を取る立場に立つと、

きっとその姿勢は子どもにも伝わっていくと思います。

 

 

子育ては、連鎖していきますからね。

 

 

 

 

あなたの子育てを
応援しています!

 

今日もお読みいただき
ありがとうございました。

 

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